大木あまり「生きること死ぬこと風のねこじやらし」(「雲」第92巻)・・


 「雲」第92巻(編集・発行人 伊藤眠)、連載に伊藤眠「味読十二ヶ月(第10回)ー今こそじっくり味わいたい名句たち」。ともあれ、一人一句を以下に挙げておこう。

  

  病人を励ますごとく月上る        大木あまり

  裏山は異界くちなわ誘える         大西健司

  蠟梅や純粋令を発しける          坂間恒子

  おひさまを絵のまんなかにつくしんぼ    望月英男

  右手上ぐ合図も父似春がすみ        剱物剱二

  経師屋の開け放つ戸や燕来る        仁上廣子

  母とゐるこの世この時養花天        柳堀悦子

  更年期更衣して幸年期           平田有那

  夏近し土動くかに草の出づ         石田 眞

  行商の魚捌きをり花の昼         川嶌ますみ

  朧夜を吸えば手足も曖昧に        鋒山あき子

  花水木愛のみを掌に生まれし子       伊藤 眠



★閑話休題・・来る8月21日(金)19時開演・春風亭昇吉独演会「乾坤一席」ーゲストは全身落語家・立川志らくー(於:渋谷区文化総合センター伝承ホール6F)・・


 愚生にとっては、かつて「遊句会」、TVプレバトの特待生であり、今は「ことごと句会」の仲間である春風亭昇吉の独演会「乾坤一席」、ゲストに立川志らく。御用とお急ぎでない方は、是非、独演会へ!!!



    撮影・中西ひろ美「てのひらというやわらかを頬にあて」

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