大井恒行「トランプ・タカイチ浮かれジョーカーカードでない」(「俳句人」8月号・N0.784より)・・
「俳句人」8月号・No.784(新俳句人連盟)、特集は「平和特集/憲法が危ない 九条を守ろう!」、俳句とエッセイに田中陽、石寒太、大井恒行、小林貴子、望月周、丸山美沙夫、吉平保、金子まさ江、鳥羽しま子、星ゆきこ、田中勝久など。記事に梅澤優「戦後間もない百里基地反対の闘い」、特別寄稿に金子勝「『平和憲法』の純像」の、その中に、 二〇二六年四月一二に開催された自由民主党の「第93回定期大会」において、高市早苗内閣総理大臣は、、自由民主党総裁として演説し、次のような改憲の“大号令“を発した。(中略)「立党から、70年、時は来ました。『憲法改正』に向け、党員・党友の皆様の総力を挙げて、全国各地で国民の皆様への憲法に関する説明を行うとともに、国会においては、『結論のための議論』を進めてまいりましょう。そして、改正の発議について、『なんとか目途が立った』と言える状態で、皆様とともに、来年の党大会を迎えたいと考えています」。 (中略) 武力を行使しないで、「対話」で自国を防衛する権利は、「自衛権」とは呼ばない。それは、国家主権の一環としての「平和的外交抵抗権」である。 「対話」(平和的外交抵抗権)で国家が自国を防衛するのが、日本国憲法の理想である。国民も、「平和的抵抗権」で侵害に抵抗するのが、日本国憲法の理想である。 「第九条」の「戦争放棄」の純な理念は、自衛戦争の放棄にあり、「平和憲法」の純像は、自衛戦争を放棄した憲法である。(中略) このことは、二一世紀は、自衛戦争を放棄して、対話で紛争を解決し、永久の平和を目指すことを掲げた日本国憲法「第九条」の「非戦・非武装・対話・永久平和主義」の実践の理念が、人類の「導きの星」となる時代であることを意味している。 「第九条」が創出した戦争を廃止する究極の方法である自衛戦争の放棄に基づく「対話による平和」を、「改憲クーデター」を阻止しようとする私達のスローガンにしようではありませんか。 とあった。ともぁれ、本誌より、いくつかの句を以下に挙げておこう。 永遠の戦後吉永小百合が朗読する 田中 陽 反戦の父の晩年夏帽子 石 寒太 見果てぬは叛の火・炎ホトトギス 大井恒行 滅びゆく世界をあばく蛇の衣 小林貴子 秋を待つ鳩の去りたるのちも日矢 ...