蕪村「凧(いかのぼり)昨日(きのう)の空(そら)の在所(ありどころ)」(「図書新聞」3729号・終刊?!より)・・
「図書新聞」3739号・2026年3月28日(土)(武久出版)、増頁号・特集は「図書新聞と私」。執筆人は、吉増剛造、粉川哲夫、小池昌代、鵜飼哲、佐藤泉、四方田犬彦、中村隆之、巽孝之、澤田直、塚原史、西谷修、川崎賢子、中村邦生、長岡真吾、守中高明、栗原康、ブレディみかこ、石原俊、高橋順一、大澤聡、新城郁夫、足立正夫。連載の岡和田晃「〈世界内線〉下の文芸時評」第133回も最終回。 吉増剛造「 荒天の昨 (きぞ)、 …… 」には、 (前略) 凧 (いかのぼり) 昨日 (きのう) の空 (そら) の在所 (ありどころ)/(蕪村) この“空“は、深海の火のような命のことでもあるのであって、灰色と青とが、雑 (まじ) って、濁 (にご) っているのだ、土気色 (つちけいろ) に。海底の荒天なのでも、あるのであって、“とうとうとう“これが魚 (おさかな) が怒って、吐く息でもあるのだ。このような“荒天の昨 (きぞ) 、……“は、日刊紙にはない。 もしも、とうとう、……言葉 (ことば) から“棒のようにして“母音 (ぼいん) が、曳 (ひ) かれたら、……。 もしも、とうとう、……時間 (じかん) から“棒のようにして“、昨 (きぞ) と明日 (あした) が、曳 (ひ) かれたら、……・ 彗星棍棒 (すいせいこんぼう) の傷口が輝いて残る、……・わたくしたちは、この“残るものに“賭けるもの“だ。 (以下略) 「図書新聞」前号・3728号・2026年3月21日(土)「の共和国」の広告には、 今の与党やその取巻き有象無象馬鹿野郎たちを拝見すると、嘘をついて人を釣る事と、先へ廻って馬の眼玉を抜く事と、虚勢を張って人をおどかす事と、鎌をかけて人を陥れる事よりほかに何も知らないようだ。こんな人民のいる国家は国家の恥辱である。(……)日本の人間は猫ほどの気概もないと見える。なさけない事だ。/夏目漱石『吾輩は猫である』よりほぼ原文のママ とあった。愚生はと言えば、社長だった頃の井出彰には随分世話になった。『本屋戦国記』の折のインタビュー記事、書店についてのコラムや、時評欄「俳句クロニクル」を2年間担当させていただいた。その間の編集担当の方々にもお世話なった。深謝!! 挨拶をする水野星闇氏↑ ★閑話休題・・大森敦夫「やはらかき里の会...