和田信行「昼ラジオふるさと桜八分咲き」(「立川こぶし句会」)・・


  4月10日(金)は、「立川こぶし句会」(於:立川市女性総合センター アイム)だった。以下に一人一句を挙げておこう。


  給水塔脇の草地のつくし摘む        山蔭典子

  ひとひらの君を待ちつつ花筏        伊藤康次

  小綬鶏の森の招きに誘われし        和田信行

  甲州路藤は桃花を抱きおり         大澤千里

  天覆う奏でる桜駅ピアノ          髙橋桂子

  逆光の金縷梅林(まんさくはやし)弥彦山  井澤勝代

  九条や最後のとりで草若葉         川村恵子

  音たてて花の重さや椿落つ         三橋米子

  ためらい傷の春や過ぎゆく晩年は      大井恒行



★閑話休題・・山内将史「お早うは鸚鵡のことば春霞」(「山猫便り/2026年4月8日」)・・


 「山猫便り」は山内将史の葉書通信。その中に、


 (前略) 冥婚の兵ぞ直立あんず咲き  江里昭彦「左庭」五八号

 ほの白い花の反射でますます蒼白な顔の直立不動の兵士。冥界の婚礼写真のようだ。小さな羞恥心と幸福感が伝わってくる。

 椎名麟三が好きだった。好きな小説はと聞かれた時「自由の彼方で」と答えた。五十年振りに読み返した。昔の自分を思い出す。


 とあった。


       撮影・鈴木純一「相手にはしない相手にアッ痛テテ」↑

                45  蒋介石    (18871975)

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