武馬久仁裕「永遠のインドは今日も振り向かず」(絵と俳句『月とランプと夜の雲』)・・


  武馬久仁裕 絵と俳句『月とランプと夜の雲』(私家版・しまうまプリント)、集名に因む句は、


  仮に描く

  月と

  ランプと

  夜の雲              久仁裕


 であろう。





 以下にいくつかの句を挙げておきたい。


  あわあわと

  ひと日

  過ぎ行く

  インド洋


  ありふれた記憶の底にある椿

  ありもしない花束となる薔薇を切る

  

  秋

   時雨

    あなたと

      出会う

        すこし

  前


  冬銀河渦巻くコインランドリー


 武馬久仁裕(ぶま・くにひろ) 1948年、愛知県丹波郡古知野町(現・江南市)生まれ。



★閑話休題・・森澤程「楡の枝霧にうごいて旅寝かな」(「~ちょっと立ちどまって~2025・8)・・


 「~ちょっと立ちどまって~」2025・8は、森澤程と津髙里永子の二人のハガキ通信。


  秋の滝幾筋か岩選びゆく          津髙里永子



    撮影・中西ひろ美「イヤホンの出てくる出てくる耳地獄」↑

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