井上治男「冬近し片脚の鳩寄り来たる」(第23回「きすげ句会」)・・


  昨日、11月9日(木)午後一時半~は、第23回「きすげ句会」(於;府中市生涯学習センター)だった。兼題は「冬紅葉」。当日の句会風景は撮り忘れたので、先月の吟行句会の写真(撮影・清水正之)を使用した。以下に一人一句を挙げておこう。


  背に龍をまとい跳ねるや七五三           高野芳一

  気象変怒って泣いてこの地球(ほし)も       清水正之

  瘦熊の手足悴(かじか)み籠りけり         井上治男

  ふゆもみじ陽に散る散らぬふるてがみ        濱 筆治

  溝走るアナログ音の針の音             杦森松一

  「没一✖(ばつ)一」の女人(ひと)華やぎぬ冬紅葉 山川桂子

  朽ちし枝仏像彫るは木枯らしか           寺地千穂

  ずんぐりむっくり母に似し指冬紅葉        久保田和代

  三人去りひとりが消えて冬の影           大井恒行

   

 次回は12月21日(木)は、総会も予定されている。兼題は「師走」。



★閑話休題・・森澤程「秋日傘耳石の動きゆく日かな」(「~ちょっと立ちどまって~2023.10」)・・


 二人による、一か月一度の葉書通信である。もう一人の句を挙げておこう。


  落花生茹でて含羞新たなる     津髙里永子



       芽夢野うのき「みずいろは世の淵の色野菊佳し」↑

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