今泉康弘「君は今銀河のはずれ青葡萄」(泉句会)・・・


 本日は午後より、今泉康弘の泉句会(於:角川庭園・幻戯山房「すぎなみ詩歌館」)に招かれ、一時間ばかり「高屋窓秋について」お話をさせていただき、高屋窓秋の折笠美秋への見舞いの言葉の声の録音テープを聞いていただいた。そして、講義を終えて、そのまま句会に参加させていただいた。 帰路には、近くの杉並区立・大田黒公園を案内していただいた。ともあれ、本日の句会の一人一句を挙げさせていただきたい。兼題は「炎暑」「ボート」。



          角川源義句碑「残雪や狩しら神の泉鳴る」↑


  アクロポリスに屹立せし我は炎天          角 博之

  蜻蛉乗るボートの舳先(へさき)ニライカナイへ  穂坂てる子

  炎天の瓦礫の街を奪ひ合ふ             松井宏文

  存在のボートの如き軽さかな           藤本ミツ子

  霧の海空(から)のボートがやって来る       今泉康弘

  映画館外は日本(にっぽん)炎天下         広松明子

  炎天のカプセルにゐてひとりなり         矢野美智子

  カーブ切るボートのしぶき矢の速さ         早出和子

  田舎町海岸沿いにボート小屋           今冨由起子

  ボートまずそのひと漕ぎを恥じらいぬ        大井恒行



  撮影・中西ひろ美「ツギハダレノタメニタタカイマショウカ」↑

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