赤野四羽「いと高き天使めく白菜をむく」(「春の歌よみ展」より)・・

            

  3月7日(土)「春の歌よみ展/俳句・川柳・短歌・回文・絵手紙」(於:ギャラリー ステージワンー3月2日~7日)の最終日、それも終了間際、五分前に駆け込んだ。参加者は、

 赤野四羽・新井ユミ・荒野晶子・市原千佳子・市原正直・乾佐伎・エディ上枝・おのみん・鎌倉佐弓・木村哲也・黒木洋子・黒澤淳一・小池政光・田島光枝・田島靖浩・高津葆・田中晴久・種村国夫・藤永大一郎・堀明子。

 というけで、ゆっくりは観られなかったが、いくつかを見、何人かの方とお会いした。以下にいくつかを紹介しておきたい。


  熱燗のよき人肌のある言葉         市原正直

  角の先からしっぽの先まで太陽光が歌う牛  夏石番矢

  希望とはジャングルジムの中の風      乾 佐伎

  大空に請われるままに木の芽吹く      鎌倉佐弓

  捨て切れぬ煩悩背負いて山笑ふ       黒澤淳一

  酔うも野谷しんじ紳士や飲もうよ      木村哲也

  饅頭のどんどん並ぶ年の暮         赤野四羽



 ★閑話休題・・チェリー木下「ほらあれが首吊りの木と幼子が闇を指さす終電車両」(『チェリー木下 蔵出し作品集』より)・・




  『渦とチェリー新聞別冊/チェリー木下蔵出し作品集』(渦とチェリー新聞)、愚生は先日、国分寺に出たついでに、散歩のつもるで、気まぐれに半世紀も前に何度か訪ねた西武線鷹の台の駅に降りた。線路添いにある近くの喫茶店に入った(店名は失念)。ようするに、ギャリー兼の喫茶店の様子で、展示されているなかに、誰かが俳句らしきものも短冊にして飾られていた。

 そこに置かれていた小冊子が,上掲の写真だ。中に、「チェリー木下版猟奇歌」掲載されていた、その中の一首を引用、させていただいた(閑話休題に…)。愚生は紅茶とケーキセットにしたのだった。静かで良い茶店だった。また、いつか寄ってみたい。

 


      撮影・芽夢野うのき「春寒しさざなみさむし夢の岸」↑

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