渡邉樹音「重ね着のほつれは海を繋いでいる」(第76回「ことごと句会」)・・


  2月21日(土)は第76回「ことごと句会」(於:ルノアール新宿三丁目ビックスビル店)だった。兼題は「如」。以下に、一人一句を挙げておこう。


  「あたわり」の能登半島や春は来る       村上直樹

  宿木よ風の罠かもしれぬ            渡邉樹音

  突如陽炎のその時差に加わる          宮澤順子

  姉二人父似と母に雪兎             石原友夫

  如水になれない白魚やがて白         杉本青三郎 

  月冴ゆる瓦礫を探る黒い猫           杦森松一

  一陽来復まだ三角の如し春           金田一剛

  来し方へ含み笑いも春の闇           江良純雄

  よく生きてだんだん小さくなる蜜柑       林ひとみ

  子等はすでに消える足音聞いている       渡辺信子

  きさらぎや座禅の邪魔をする記憶       春風亭昇吉

  春木みな鳥のためらう枝の色          照井三余

    ー高市閣下に捧げるー

  如何様(いかさま)野郎!オッと女郎であった春 武藤 幹

  凸凹(でこぼこ)のかなしきかたち日向ぼこ   大井恒行



★閑話休題・・現代抽象作家展ーsurprise 19ー(2月22日まで。於:ギャラリー絵夢)・・

                   河口 聖 ↑

 案内には、「抽象作家24名による抽象表現・具象表現を視る」とある。出品作家は、


 阿津美知子・遠藤茂子・大久保宏美・大庭英治・置鮎早智枝・金井路子・河口聖・紀井學・楠本惠子・小林哲郎・小堀令子・佐藤洋子・芝田しげる・硯川秀人・霊山邦夫・知多秀夫・鶴巻美智子・寺床まり子・中野渡みね子・沼尾満・村秋木綿・結城康太朗・吉見公子・山中宜明


       撮影・芽夢野うのき「いささかの脳よろこばす桜餅」↑

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