服部清子「寒セリの白い根洗う井戸の水」(立川市シルバー大学俳句講座」第5回)・・


 1月7日(水)人日は、「立川市シルバー大学・第5回『俳句講座』」(於:立川市曙福祉会館)だった。兼題は「一月」と「井」。以下に一人一句を挙げておこう。

  幼き日井桁に薪(まき)を積みし祖母    由井幸男
  井をはなれ大海めざす年の朝        永澤直子
  冬椿亡父と汲んだ井戸水や         加藤由美
  見かけない井戸端会議今サイゼ       澁谷眞弓
  お正月枕元にはおろしたて         平田國子
  初日の出今年の夢をひとり秘め       村井悌子
  一月はのぼり始めの登山かな       荒井美智子
  いもうととなべ肉やさいかまくらへ    小菅多津子
  インフレよ今年で最後の大天井      樺島美知子 
  お正月琴の音色に誘われて         服部清子  
  神馬いる天神さまや初春(はる)の井戸   大井恒行
  

 次回、2月4日(水)の宿題は、カタカナ表記のみで一句作る、漢字とカタカナで一句作る、計2句の持ち寄りです(季語の有無は問いません)。


★閑話休題・・山内将史「オリオンを見ている静かな優勝馬」(「山猫便り/2025年12月20日」)・・


「山猫便り」は、山内将史の不定期の葉書通信。以下のように綴られている。

   列車の燈近づくほかは全て雪   澤好摩『澤好摩俳句集成』
 澤は多くの雪の句を残した。雪への憧れがあったのだろうか。掲句も映画の一場面のようだ。雪の炭鉱町のジーゼル客車を思い出す。

 とあった。

         撮影・鈴木純一「国境の兵士は気霜取り換えて」↑

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