服部清子「まる窓の遠くに見える夕紅葉」(立川市シルバー大学「俳句講座」第2回)・・


 10月1日(水)午後1時半~は、あいにくの雨となったが、立川市シルバー大学「俳句講座」第2回(於:立川市曙福祉会館)だった。今日が、作句の初めての日、皆さん、初めて俳句を作ったという方ばかりだ。それにしては、皆さん、形になっているから、たまるか~、である。兼題は「紅葉」と「草の花」で一句ずつ、計2句出句。以下に、一人一句を 挙げておこう。


 家人無き隣の庭は草の花         加藤由美

 ねこ跳ねる虫と戯れ草の花        服部清子

 ひっそりと日陰に咲くや草の花      由井幸男

 七変化してみどりあかきい山もみじ   小菅多津子 

 野の花と我が顔みれば年の功       平田國子

 金もくせいどこへ行ったの問いかける  樺島美知子

 暴風雨無残に散った紅葉かな       澁谷眞弓

 国びとの顔よき子らよ草の花       大井恒行 


 次回、11月5日(水)は、季語を入れないで2句作ってきてください(無季の句)。



★閑話休題・・インドカリーキッチン「カフェ・グレープハウス」・9月28日11:30~20:00・コラボ企画×ナマステ楽団・・



 去る9月28日(日)、愚生は、末森英機(ギター)とディネーシュ・チャンドラ・ディヨンディ(タブラ)の旅音楽一座=ナマステ楽団とコラボ企画でインドカレーキッチン「カフェ・グレープハウス」のカレーを食べながら(インドせんべいパパド食べ放題)演奏を聴く会に出かけた。



  撮影・鈴木純一「ひそやかな618号2ベッドは妻が夫の爪切る音」 

コメント

このブログの人気の投稿

田中裕明「雪舟は多く残らず秋蛍」(『田中裕明の百句』より)・・

秦夕美「また雪の闇へくり出す言葉かな」(第4次「豈」通巻67号より)・・

渡辺信子「ランウェイのごとく歩けば春の土手」(第47回・切手×郵便切手「ことごと句会」)・・