亘余世夫「金毘羅の眼下亀津の初景色」(句碑・昭和百年記念・金毘羅さん保存会)・・
「豈」同人・亘余世夫(佳男)の句碑が彼の地元・徳之島亀津に建立された。碑の写真には「昭和百年記念碑・記念樹/記念祭/令和7年5月25日」 とある。船を降りてからは、故郷の鹿児島県徳之島亀津に住んでいる。
彼は今、南海日日新聞「なんかい文芸」欄での「蘇鉄句会」の大橋愛由等と共同代表を務めていて、大橋亡き後、引き続き代表を務めている。愚生も、毎月、句を載せていただいている。
★閑話休題・・和田信行「原爆忌褪せずや紙面八十年」(「立川こぶし句会)・・
8月8日(金)は、立川こぶし句会(於:立川女性総合センター アイム)だった。以下に一人一句を挙げておこう。
抜け殻を胸に勲章夏休み 和田信行
夏空や熱き手拍子シニアゴスペル 山蔭典子
鍵穴は古墳のかたち蝉時雨 井澤勝代
合唱す嬰児泣く声みんみんと 三橋米子
水の術(わざ)九塞溝や山滴る 伊藤康次
恒例の夏や廃墟の摩耶ホテル 川村恵子
立往生真っ白酸ヶ湯深き霧 尾上 哲
かき氷食べる横顔かまえなし 大澤千里
国土という言葉たまわる秋はじめ 大井恒行
撮影・芽夢野うのき「かねたたきちょっと彼岸のドア叩く」↑
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