八木重吉「詩人とは かなしみのひと/詩(うた)こそは かなしきよろこび」(「本と音楽のYO-ENライブ」より)・・
昨夜は「本と音楽のYO-ENライブ/詩人・八木重吉を歌で紡ぐ」(於:高円寺・本の長屋)
主催=マイティブックに出掛けた。チラシには、
高円寺《本の長屋》で文学と音楽をテーマにして、ヨーエンが大好きな八木重吉の詩をギターで奏でます。
とある。ステージの第一部は、YO-EN(よーえん)さんのオリジナル曲の「魂ふたつ」のほか昭和歌謡のカバーなど、主催者の希望で中島みゆきの「悪女」も唄った。第二部に八木重吉の詩に曲をつけたオリジナル15曲の内、半分近くを唄った。
八木重吉(やぎ・じゅうきち)は1898年、東京町田市生まれ、結核にへ29歳で夭折。
YO-ENさんはシンガーソングライター、オリジナル曲をはじめフォークや昭和歌謡をギターで弾き語る。愚生は、彼女の八木重吉の曲のなかでは、「わたしは悪い人間だもの」(『花と空と祈り』所収の無題詩より)と「まり」(『鞠とブリキの独楽』より)が好みである。
★閑話休題・・津髙里永子「蛇穴を出でてくつつく陀羅尼助」(「ちょっと 立ちどまって」2025.4)・・
「ちょっと 立ちどまって」は、津高里永子と森澤程の二人の月イチのハガキ通信である。
点景のつばめ点眼沁みわたり 森澤 程
撮影・中西ひろ美「春陰やうすがみを剥がしきれずに」↑
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