宮崎二健「鳥がいない鳥居を仰ぐ」(第31回「独演!俳句ライブ31」)・・
「R7新春《独演!俳句ライブ31》」(於:JazzBar サムライ)、主催は宮崎二健(みやざき・じけん)の「俳句志もののふの会・第117回俳句活動/Haila sinece 1998.3.1」とあるから、愚生は、ほぼ四半世紀ぶりにお邪魔したことになる。当時、二健は天狗の面つけて朗読していた。会場は満員で50人くらいは入っていたが、一昨夜はさすがに、その熱気(血気)は無かったものの、十分にゆったり味わえた。「豈」同人だった宮崎二健のジャズバー・サムライには、生前の攝津幸彦もよく来ていた(「豈」の句会もここでやっていた時期がある。招き猫の収集の店でもある)。以下に、写真と出演者の句を挙げておこう(メモができた方のみで・・)。
辻村麻乃↑
木村哲也↑
笠原マヒト↑
神山てんがい↑
宮崎二健↑ |
からくりの念仏じょんがら秋の雨 宮崎二健
暖簾まで油であげたか串カツ屋 笠原マヒト
酔うか写真展展示違うよ (回文句) 木村哲也
雲もなく最後のしとね跨線橋 神山てんがい
~消えゆく三鷹跨線橋を惜しんで~『端と眠る』(於:Morc 阿佐ヶ谷・1月24日〈金〉~1月30日・〈木〉:全日19時半~)/監督・脚本 神山てんがい)↑
狐火のひとつは手のなる方へと 辻村麻乃
恩師逝く御国で踊れ春の国 Kulala+佐野友美
ららら恋の唄踏んだら折れたわ霜柱 ギネマ
撮影・鈴木純一「捨てられて踏まれ真っ直ぐなお温し」↑
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