池田澄子「秋深く最後はさようならと書く」(「トイ」vol.11)・・
「トイ」vol.11(トイ編集室)、その「あとがき」に、干場達矢は、
(前略)だが、10月に入ってしばらくすると急に気温が下がった。朝晩は寒い寒いなどと言っている。外国ではまた別の戦争が始まった。それを思えば、暑い寒いが一大事だとはなんとのんきなことか。人間の軽薄さがやりきれない。
と記している。ともあれ、以下に一人一句を挙げておきたい。
胡麻油なんとかなると思います。 樋口由紀子
秋めくや塩ふりて食ふもの旨し 青木空知
笹あれば舟をつくりて水の秋 仁平 勝
露寒の仏の罅に手を合はす 干場達矢
赤紙が来たら棄てましょ夕焼空 池田澄子
★閑話休題・・小島顕一個展「オーガニックな諧調/100枚のスケッチから」(於:ぎゃらりー由芽のつづき・11月28日~24日・12時~19時)
『アトリエグループフルーツ2022年度作品記録』↑
『小島顕一2024ー2018』
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