坪内稔典「風光るアリストテレスもカバもいて」(「猫町」No.11より)・・
「猫町」No,11/2025年5月号(発行人:三宅やよい 編集人:赤石忍)、表2に 献辞がある。 雪はいいな・・・・・/東京にも埼玉にも/差別なく降る・・・・・・ 魔矢峰央『翔んで埼玉』より 一人の作家に見開き2ページがそれぞれ、与えられ、レイアウトされている。エッセイもある。ともあれ、以下に一人一句挙げておこう。 この中に信者のいないクリスマス きゅうこ まんまるな春が置き配されており 静 誠司 座る用石なのだろうか春の昼 杉山魯壜 粒あんの鯛焼き買うて港まで 坪内稔典 雪でした誰かについて行きたい夜 赤石 忍 破壊され人無き都市に花の咲く 今泉秀隆 タクシーにコートと共に押し込まれ 近江文代 春眠しそのうち永遠に眠れます 沈 脱 ホーホケキョAdoが林檎を越えてゆく ねじめ正一 水着ではいけない場所にいる水着 藤田 俊 指をポキポキ膝をポキポキ蕨ポキ おおさわほてる いちぬけて屋上にいる十二月 三宅やよい 残業をやめて雑踏寒昴 諸星千綾 他人の死はがきで届く十二月 山﨑 垂 コオロギですあなたのそばにいるのです 芳野ヒロユキ 撮影・中西ひろ美「暑気兆すお人好しには鍵かけて」↑