高野芳一「取り急ぎと届く封書の新茶かな」(第17回「きすげ句会」)・・


 本日、5月11日(木)は、第17回「きすげ句会」(於:府中市中央文化センター)だった。句会途中、にわか雨が窓を打っていた。兼題は「父の日」と雑詠2句。ともあれ、一人一句を挙げておこう。


  そうなのね此処にキスゲは太古から     濱 筆治

  夏の空や青の時間が暮れてゆきう      井上芳子

  青梅や歳時記読みて太りゆく       久保田和代

  マテ貝のバタ醤油焼父子の肴(あて)    山川桂子

  白線のスタートに立つ夏の空        杦森松一

  父の日の髭念入りに剃りにけり       髙野芳一

  ファンファーレ小走りに集(よ)るくらべ馬 井上治男

  野の花も花は花です夏の蝶         寺地千穂

  手捻りの猪口掌になじみけり        清水正之

  父の日の父かなしけれ晴れの日は      大井恒行


 次回は、6月22日(木)、於:府中市生涯学習センター。兼題は「雨」。

 6月8日(木)~10日(土)は、有志による敦賀、永平寺への旅(句会あり)が企画されている。



      芽夢野うのき「方舟にのりおくれしがユキノシタ」↑

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