永井潮「大根の今日と明日とに切られをり」(2023年度東京多摩地区現代俳句協会定時総会・陽春句会)・・

                吉村春風子会長挨拶↑


  昨日、3月12日(日)午後2時から、東京都多摩地区現代俳句協会、2023年度定時総会&陽春俳句会だった。愚生は、久方ぶりに参加した。愚生も年を重ねたが、皆さんもそれなりの年齢を重ねられていた。ともあれ、陽春句会の幾人かの句を挙げておこう。




  ものの芽のひとつ一つにある力       吉村春風子
  陽炎が出迎えに待つ無人駅          蓮見徳郎
  推敲を重ねる一字笹子鳴く          長井 寛
  帰り来てひとりの春の灯をともす       江中真弓
  花の絵のマンホール踏む二月かな      秋山ふみ子
  無心とはただ歩くこと春の尾根        宮腰秀子
  流氷やさまざまな声ひびきあふ        根岸 操
  老化とはあの白梅が遠いこと         野口佐稔
  吾というはるけきものに芒の穂        髙野公一
  探梅や金銀飛車角香り立つ         石橋いろり
     探梅や道ゆずられる車椅子          長野保代
  陽炎はもみくちゃスクランブル交差点    飛永百合子
  座蒲団に猫睡りおり雛の間          蓮見順子 
  臘梅や時間が淡く透きとおる        山崎せつ子
  捨てられぬ藤村詩集草萌ゆる         戸川 晟
  蕗の薹平和なればのえぐ味かな        武藤 幹
  みつあみが四人こしかけ春の暮        西野奏子
  安逸に群れる生き方蝌蚪の国         望月哲士
  青空に踊る瘤の樹日脚ぶ           前田 弘
  灯をともし火のように落つ雪椿        大井恒行




★閑話休題・・「戦争と増税に反対し 23春闘で大幅賃上げを!」('23三多摩春闘交流実行委員会)・・・




 一昨日、3月10日(金)夜は、’23三多摩春闘交流実行委員会の結成集会(於;立川RISURUサブホール)と市内のサイレントデモ行進だった。愚生は、たぶん15年ぶりの参加で、不謹慎のそしりもあるだろうが、毎日一万歩目標の散歩、ウオーキングための、気楽なつもりの参加、浦島太郎気分であった。参加者の中の、たぶん最高齢(何しろ今年は後期高齢者〈好奇!〉入り)だったろう。さすがにデモの後の飲み会のお誘いは、お断わりした。



      撮影・鈴木純一「なきひとや過ぎてかをるは沈丁花」↑

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